使用デック
B19赤ワーガルルモン
昔のことであまり覚えていないので、後に大きく影響したバトルだけ取り上げます。
予選4回戦目 ディープセイバーズデック 勝ち 残りP100
それまで3連敗を喫しての予選最終戦。
運良く1ターン目にワーガルに進化し、能力を使い攻撃力アップ。
更にクラッカーも大ダメージが続き、奇跡的な完封勝ち。
フリーバトル 4回戦目の人 B14メタグレデック 負け
予選が終わり、昼休みになったところでリベンジの申し込みが。
勿論断るわけも無く受けたのですが、相手がグレイモンから勇気の紋章で進化したのは忘れるはずも無い、見慣れたB14メタルグレイモン。
というのも当時私はネタデックに興味を持ち、その代表としてB14メタグレを主軸にしたデックを組んで頻繁に使っていました。しかし、どうしても争いインプに勝てないことでメタグレに見切りを付け、周りが使っているのと同じような流行のデック(ブラグラ等)に手を染めていたところでした。
偶然にもワーガルにヴァイス01を積んでおり、メタグレ使いを自称する私は当然ヴァイス要員にクルモンを入れていたのですが、思わず「(やられた!)」と投了してしまいました。
ちなみに「やられた」というのはバトルの勝敗ではなく、つまり気持ちの問題です。自分が見捨てたメタグレを使っている人がいることを目の当たりにした時、勝ちにこだわって流行のデックを使っている自分が惨めに思えてきました。ロックデックというのは相手に使われると総じて面白くないものですし、使っている方も多大な精神力を浪費します。
そもそも、デジモンカードはキャラクター系のトレーディングカードゲームです。純粋なバトルを楽しみたいならそういう人たち向けのカードゲームは幾らでもあります。「ならば、使っている方も楽しく、戦っている相手も楽しいデックを組もう」と、ここから私のネタデックに対する倒錯が始まります。