先日のバーコード検証でサラっと「ディースキャナVer.3.0のテストモード」なんて書いてましたが、これって普通に遊んでいて目にすることの無いデバッグモードな訳でして。
旧くからのユーザーにとっては当たり前、半ばお約束のことなんですが、その辺をちゃんと扱っているサイトって見掛けないので、ディースキャナ関係のTIPSもいずれ書きたいと思ってます。
バーコードの読み取り法則に関しては当時自力でまとめてメモにしたものがあるので、それを使えば比較的ラクなはず。
当時はJANコードを見れば、バーコードが表す数字の下6桁がそらで言えるという特技を見に付けてしまっていました（汗）
実は私、初めてのトレードがディースキャナのバーコードだったりします（笑）
導き出した法則から該当デジモンの数値を割り出しバーコードを作成・印刷し、こちらの提供がエンシェントの出るバーコード、相手の提供がB17のE.マメイとかそんな感じでした。
エンシェントのバーコードは、当時バーコードロードと称して全国各地で開かれていた公認大会で優勝したときにスキャンさせて貰える形式でしたっけ。それ以外だとデジモンフロンティアのビデオでしかスキャンできないんですよね。
他にディースキャナに纏わる思い出としては……ついに近所の玩具店でも公認大会が開催されるということで友人と勇んで店舗に行ったのですが、何せ田舎だったので参加者は自分たちだけ……。仕方なく店の担当者を交えた3者で木枯らしの吹く中、寂しくバトルをしたという苦い記憶もあります。
ちなみに、以後、その店舗で大会が開かれることは永久にありませんでした（一応補足しておくと、元々そういうイベントを滅多にしない店舗だから、というものあります）。
ディースキャナはガジェットとしては面白いのですが、これのためにフロンティアにおけるデジタルワールドの世界観が大幅に変わってしまったことを考慮すると、あまり歓迎できないものが……。まあ悪いのは商業主義に走ったバンダイ・フジなんですがね。
しかもこれの半年前に、任天堂が「カードe」なるものを出してカードeリーダーを発売していたので、インパクトという点でも劣りましたね。
ちょっと調べてみると、カードeは特殊な2次元コードを採用していて、縦に2,064バイト、横に1,296バイトの情報を持てるようですね。単純計算（していいのかな？）で2,674,944バイト、2MB超ですか。情報量が113ビットしかないJANコードとは雲泥の差ですね……。
プラットフォームも価格も販売戦略も全く違うので単純にどちらが良いという比較はできませんが、やっぱり絶対的に敵わないものがあるなぁと思い知らされるのでした。